私たちのゆず
私たちのゆず
世界農業遺産ってなに?
それは「昔ながらの農業の知恵」と「自然と共に生きる暮らし」が、今もちゃんと残されてる地域にだけ与えられる、世界からの“お墨付き”。
私たちの町・徳島県のにし阿波は、
急な山の斜面でも、自然の力を借りながら柚子や野菜を育ててきた歴史があります。
機械に頼らず、自然と会話するように育てる柚子。
それは効率は悪いけれど、だからこそ香りも味も、自然のまんま。
この土地でしかできない農業のカタチ、それが世界農業遺産なんです。
当農園のゆずは、日本百名山とされる剣山の麓で栽培しております。
自然豊かな地で、たくさんのマイナスイオンを浴びながらのびのびと成長中。
私たちが育てているのは、接ぎ木ばかりではなく、“実生(みしょう)”の柚子も育てています。
それは、柚子のタネから芽を出し、18年かけてやっと実をつける、まさに“いのちの継承”です。
収穫まで気が遠くなるほどの時間がかかります。
でもだからこそ、根は深く、木はたくましく、
香りも風味もどこまでも豊かになる。
非効率で、手間ばかりかかるやり方かもしれません。
それでも私たちはこの「実生」にこだわります。
自然のリズムで育ち、本来のちからを秘めた一本の柚子の木に、未来を託しているのです。
そんな実生ゆずは、現在国内で5000本ほどしかないと言われているかなり貴重なもの。
当農園では、貴重な実生ゆずを絶やさないため、未来のため、【実生ゆず100本計画】を立てています。
農薬も、化学肥料も使わず有機栽培の基準を守っています。
草は人の手で刈り、肥料は山の恵みや、カヤ、落ち葉を活かした自然のものや、有機肥料を使っています。
木が元気に育つように、一本ずつの様子を見て手をかけています。
手間はかかりますが、自然の力を信じて育てた柚子は、香りも味も格別です。
ゆずにはビタミンCがたっぷりで、とくに皮や種に多く含まれています。その量はなんとレモンの約3倍とされています。
ゆずは健康にも美容にもいい食べ物なのです。
無農薬ですので、ゆず丸ごと、皮や種まで安心してお召し上がりいただけますよ。
料理の上に少しだけ皮をすりおろして香りを楽しむ。
輪切りにし、麵類に添えて視覚・嗅覚・味覚から楽しむ。
サラダに果汁をかけ、皮も添えてサッパリと。
ゆずのレシピは無限大!
果汁は基本的に何にでも合います。サラダはもちろん、魚や天ぷらや唐揚げなどの揚げ物、お味噌汁にまで。
果汁とハチミツを合わせて炭酸や水で割ると、スッキリと爽やかなゆずドリンクになります。
オンラインにて、マフィンやスコーンなどのゆず菓子、ジャムなどを販売中
すべて無添加で、一つひとつ真心込めてお作りしております。
口に入れるとふわっとゆず香る、やさしいスイーツもぜひ一度ご賞味くださいませ。
■旬の時季の場合
ジップロックなどの袋に入れ、少し湿らせた新聞で包み、冷蔵庫(野菜室)で保存。
果汁を瓶などで保存することも可能ですが、新鮮さを重視するとなれば玉のまま保存し、使うときに絞るのがベストです。
■年中保存したい場合
果汁にした状態で、冷蔵保存。
ゆずは『旬のもの』として付き合うのが、美味しくお召し上がりいただけるコツです。
【旬の時季】
若い青ゆず……7~9月
熟した黄色いゆず……10月~12月